冬の乾燥と暖房によるドライアイ対策|めめ眼科船橋|習志野・実籾の眼科・白内障手術

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冬の乾燥と暖房によるドライアイ対策

冬の乾燥と暖房によるドライアイ対策|めめ眼科船橋|習志野・実籾の眼科・白内障手術

2025年11月15

〜目のうるおいを守るためにできること〜

冬になると空気が冷たく乾燥し、暖房を使う機会も増えます。実はこの「乾燥」と「暖房」が、ドライアイの大きな原因になることをご存じでしょうか。

眼科にもこの季節、目の乾きや疲れ、ゴロゴロ感、かすみなどを訴える方が多く来院されます。ここでは、冬特有のドライアイの原因と、自宅や職場でできる簡単な対策をご紹介します。

冬にドライアイが悪化する理由

冬の空気は湿度が低く、暖房を使うとさらに乾燥が進みます。室内の湿度が40%以下になると、涙の蒸発が早まり、目の表面(角膜や結膜)が乾いてしまいます。

さらに、エアコンやストーブの風が直接目に当たると、涙の膜が不安定になり「目がしょぼしょぼする」「コンタクトが貼りつく」「目が疲れる」といった症状が出やすくなります。

パソコンやスマートフォンの使用時間が長い方は、まばたきの回数が減るため、よりドライアイが悪化しやすい傾向があります。

 自宅・オフィスでできるドライアイ対策

  1. 加湿器で湿度を保つ
    室内の湿度は50〜60%が理想です。加湿器がない場合は、濡れタオルや洗濯物を室内に干すだけでも効果があります。
  2. 暖房の風を直接当てない
    エアコンの風向きを調整したり、座る位置を変えることで、目への乾燥ダメージを軽減できます。
  3. 意識してまばたきを増やす
    パソコンやスマホ作業中は、30分〜1時間ごとに休憩を取り、遠くを見るようにしましょう。
  4. 人工涙液やドライアイ点眼薬の活用
    市販の防腐剤フリーの人工涙液を使うと、目の乾燥を和らげることができます。ただし症状が続く場合や痛みがある場合は、眼科で診察を受けてください。
  5. 睡眠中の乾燥にも注意
    寝室も乾燥しやすいため、加湿器を使用したり、アイマスクで目を保護すると良いでしょう。

ドライアイを放置しないで

「少し乾いているだけ」と放置すると、角膜に傷がついたり、視力の低下を引き起こすこともあります。目の疲れや異物感が続く場合は、ドライアイ以外の疾患が隠れていることもあるため、早めに眼科を受診しましょう。

冬の乾燥シーズンは、肌だけでなく「目のうるおいケア」も大切です。

適切な環境づくりと日常のちょっとした意識で、快適な視界を守りましょう。

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