結膜の疾患|めめ眼科船橋|習志野・実籾の眼科・白内障手術

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結膜の疾患

結膜の疾患|めめ眼科船橋|習志野・実籾の眼科・白内障手術

結膜の疾患について

結膜は、まぶたの裏側から眼球の白目と黒目の境界までを覆う膜であり、外部の刺激から眼球を保護する役割を果たしています。結膜炎、感染性結膜炎、結膜弛緩症、結膜下出血、翼状片などの病気が結膜に関連する疾患の一部です。

結膜炎

結膜炎は、結膜と呼ばれる目の表面を覆う薄い膜に炎症が起こる状態を指します。この炎症によって、目の充血、目やに、涙、痒み、痛みなどの症状が現れることが一般的です。

主な症状

目の充血(赤目)、目やに、涙、かゆみ、痛みなど

治療方法

抗生物質や抗ウイルス薬を使用することがあります。また、症状の緩和のために目薬や洗浄液が処方されることもあります。結膜炎の症状が現れた場合、早めに医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

感染性結膜炎

感染性結膜炎は、結膜と呼ばれる目の表面を覆う薄い膜の炎症です。この炎症は通常、細菌やウイルスによる感染が原因で起こります。

主な症状

  • 目やにの増加
  • 目のかゆみ
  • 目が充血して赤くなる
  • 理由がないのに涙が出る

治療方法

抗生物質(細菌性感染の場合)や抗ウイルス薬(ウイルス性感染の場合)の目薬が処方され、症状が改善するまで続ける必要があります。治療を途中で中止すると、再発や合併症のリスクが高まる可能性がありますので、医師の指示に従って治療を行うことが大切です。

結膜弛緩症

結膜弛緩症は、結膜が必要以上にたるんでしまい、慢性的な目の違和感や不快感を引き起こす状態です。結膜は眼球を覆っており、適度な緩みがあるのが正常ですが、結膜弛緩症では緩みが過剰になります。

症状に応じて、点眼薬を使用して緩和を図ったり、効果がない場合には手術を検討することがあります。また、結膜弛緩症はドライアイの悪化を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

結膜下出血

結膜下出血は、白目の表面を覆っている結膜と呼ばれる粘膜下の小さな血管が破れて出血する状態です。この出血により、白目が真っ赤になります。症状としては一般的には痛みやかゆみ、眼脂などはなく、ほとんど無症状ですが、時には異物感や一瞬の眼痛を感じることがあります。視力低下や視野狭窄はなく、眼球内部に出血が入ることはないため、視力に関する心配はありません。

結膜下出血の原因は様々で、外傷、手術、炎症、結膜の弛緩などの局所的な要因や、出血性血液疾患、循環器系疾患、代謝性疾患、急性熱性疾患、腎透析、抗凝固療法などの全身的な要因が関与することがあります。一部の場合には原因が明らかでないこともあります。結膜下出血は一般的に自然に治癒することが多いですが、異常な症状がある場合には医師の診察を受けることが重要です。

翼状片

翼状片は、結膜(目の白い部分)から角膜(黒目の部分)に向かって三角状に伸び込む状態を指します。この状態になると、眼の表面に異物感を感じることが一般的で、充血(赤み)も引き起こす可能性があります。翼状片が進行すると、視力低下や乱視の悪化といった視覚障害を引き起こすことがあります。

翼状片の治療には、まず初めに点眼治療が行われます。点眼薬を使用することで、充血や異物感を軽減することが可能です。しかし、点眼治療は翼状片自体を完全に退縮させることはできません。翼状片が進行して症状が悪化した場合、唯一の治療方法は手術による切除です。手術によって翼状片を取り除くことで、症状の改善が期待されます。

手術は一般的に局所麻酔下で行われます。手術後は経過観察が必要で、適切なアフターケアが行われることで、翼状片の再発を防ぐことができます。翼状片は早期に治療を開始することで、合併症を防ぐことができる重要な疾患です。専門医の指導のもと、適切な治療方法を選択することが大切です。

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