症状から探す
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目ヤニは、正式には「眼脂(がんし)」と呼ばれ、朝起きたときに目の角や目尻についている少量の物質です。これは正常な代謝活動でできた老廃物であり、通常は健康な状態であれば問題ありませんが、目ヤニの量が通常より多かったり、性状が変わった場合は放っておかずに早めに眼科を受診することが大切です。
目の乾燥は、ドライアイ(乾燥性角膜炎)と呼ばれる症状で、涙液の量や質の不足により眼の表面が乾燥し、さまざまな不快感を引き起こす状態です。この症状は単に目が乾くだけでなく、「目の乾燥感」「目がゴロゴロする」、「目が痛い」といった症状も伴います。
ドライアイの原因は、涙液の分泌不足、涙液の質の低下、または涙液の蒸発が速くなることなどが挙げられます。他にも、涙道の異常やアレルギー、目の傷などによっても目が乾く症状が生じることがあります。
目のかゆみは、目のデリケートな部分が刺激に敏感に反応し、さまざまな状況で起こります。花粉症やハウスダストのアレルギーなど、外部の刺激によるアレルギー反応や、目の感染症、炎症、ドライアイなどが原因で起こることがあります。
目はまぶたやまつ毛、結膜、涙液などによって保護されており、外部からの刺激や異物から守られています。涙液は目を潤し、異物を洗い流す役割を果たしています。しかし、細菌やウイルスの感染、アレルギー反応、ドライアイなどが原因で目のかゆみが強くなることがあります。強いかゆみがある場合には、目を擦ったりせずに、早めに眼科を受診し、適切な治療を受けることが重要です。
物が二重に見える症状は複視(ふくし)と呼ばれ、単眼複視(片目で見たときに二重に見える)と両眼複視(両目で見たときに二重に見える)に分かれます。単眼複視は近視、遠視、乱視、白内障などが原因で起こります。一方、両眼複視は視神経や目を動かす筋肉の麻痺、脳神経障害、脳卒中などが原因となります。
突然起こったり、激しい頭痛やめまいを伴う場合は緊急性があるため、すぐに医療機関を受診する必要があります。緊急性がない場合でも早めに眼科を受診し、原因を確かめて適切な治療を受けましょう。
まぶたがけいれんすると目が開きにくくなり、まぶしい感じやまばたきの増加を引き起こします。一時的なけいれん(眼瞼ミオキニア)と、持続的な力が入ってまぶたを開けにくくする病気(眼瞼けいれん)があります。原因は完全にはわかっておらず、治療法としてボトックス療法が行われることがあります。
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