【2026年版】白内障・緑内障の手術はいつが「おトク」?制度改正と費用のポイントを徹底解説|めめ眼科船橋|習志野・実籾の眼科・白内障手術

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【2026年版】白内障・緑内障の手術はいつが「おトク」?制度改正と費用のポイントを徹底解説

【2026年版】白内障・緑内障の手術はいつが「おトク」?制度改正と費用のポイントを徹底解説|めめ眼科船橋|習志野・実籾の眼科・白内障手術

2026年1月31

白内障や緑内障の手術を検討されている患者さんから、最近よく「2026年に医療費が変わると聞いたけれど、いつ受けるのが一番いいの?」というご質問をいただきます。

実は2026年は、2年に一度の「診療報酬改定」に加え、医療費の自己負担上限を決める「高額療養費制度」の大きな見直しが重なる、非常に重要な年です。今回は、最新の情報に基づき、手術費用がどう変わるのか、賢い検討の仕方を分かりやすくお伝えします。

2026年「6月」から手術の点数(費用)が変わります

まず知っておきたいのは、手術そのものの価格(診療報酬点数)が変わる時期です。

これまでは4月が恒例でしたが、2024年度からは医療現場の準備期間を確保するため、「6月1日」に施行時期が後ろ倒しされています。2026年度も同様に6月から新しい点数が適用される見込みです。

白内障手術の傾向

白内障手術は、近年「入院」から「日帰り(外来)」への移行が国によって強く推進されています。2026年の改定でも、日帰り手術の評価が維持・重視される一方で、入院での手術費用についてはより厳しく精査される可能性があります。最新の設備を備えたクリニックでの日帰り手術は、引き続き患者さんにとって経済的な選択肢となるでしょう。

緑内障手術の傾向

緑内障については、低侵襲緑内障手術(MIGS)などの「より目に優しく、短時間で終わる手術」への点数配分が注目されています。新しい技術が普及しやすくなるよう調整が行われるため、最新の治療を選びやすくなるメリットがあります。

最も重要なのは「8月」の高額療養費制度の見直し

実は、手術自体の点数(数千円〜数万円の変動)よりも、多くの患者さんの窓口負担に直結するのが、2026年8月に予定されている「高額療養費制度」の自己負担限度額の引き上げです。

高額療養費制度とは、1ヶ月の医療費が一定額を超えた場合に、超えた分が払い戻される(または窓口で支払わなくて済む)仕組みです。

2026年8月からの変更点(予定)

  1. 限度額の引き上げ: 一般的な所得層において、月ごとの自己負担上限額が現行より約7%〜10%程度引き上げられる見通しです。
  2. 例えば: これまで「1ヶ月に8万円まで」だった負担上限が、8万数千円に増えるといったイメージです。

つまり、「全く同じ手術」を受けても、2026年8月以降に受ける場合、それ以前よりも窓口での支払い(自己負担額)が増える可能性が高いのです。

「高額療養費制度」所得別限度額(2026年予測版)

以下に、一般的な区分ごとの「1ヶ月の窓口負担上限(目安)」をまとめました。

【表:所得区分別・1ヶ月の自己負担限度額】

所得区分(70歳以上の場合)2026年7月まで2026年8月から(予測)
現役並み所得者 (Ⅲ) (年収約1,160万〜)約252,600円+α約270,000円+α
現役並み所得者 (Ⅱ) (年収約770万〜)約167,400円+α約180,000円+α
現役並み所得者 (Ⅰ) (年収約370万〜)約80,100円+α約87,000円+α
一般所得者 (年収約156万〜370万)18,000円 (外来上限)約20,000円 (外来上限)
低所得者 (Ⅱ・Ⅰ) (住民税非課税など)8,000円8,000円(据え置き見込み)

ポイント: 8月以降に手術を受けると、所得区分によっては数千円〜2万円程度、窓口負担が増える可能性があります。「少しでも費用を抑えたい」とお考えの方は、7月末までの手術完了を一つの目安にすると良いでしょう。

「日帰り手術」vs「入院手術」費用の決定的な違い

次に、「どこで手術を受けるか」による費用の差を見てみましょう。最近は白内障手術の多くが日帰りで行われますが、遠方の方や持病がある方は入院を希望されることもあります。

実は、「手術そのものの費用」は日帰りでも入院でも同じですが、それ以外にかかる費用で大きな差が出ます。

比較表:片目の白内障手術(3割負担の場合の目安)

項目日帰り手術(当院など)入院手術(1泊2日)
手術・検査費用約45,000円約45,000円
入院基本料・看護料0円約20,000円〜30,000円
食事代・リネン代0円約2,000円〜
差額ベッド代0円0円〜数万円(個室の場合)
合計(概算)約45,000円約70,000円〜100,000円以上

なぜ日帰りが「おトク」なのか?

入院の場合、「入院基本料」や「食事代」、さらに希望すれば「差額ベッド代(個室料)」が加算されます。これらは医療費の負担上限(高額療養費制度)の対象外となる項目も多いため、最終的な支払額は日帰りの方が圧倒的に安く済みます。

当院のように、最新の設備を整えたクリニックでの日帰り手術は、「拘束時間の短縮」だけでなく「経済的なメリット」も非常に大きいのです。

2026年6月の診療報酬改定で何が変わる?

2026年6月1日からは、手術の点数(価格)自体の見直しも行われます。

  1. 低侵襲手術(MIGSなど)の評価: 緑内障手術において、目への負担が少ない最新技術の評価が高まる可能性があります。これにより、より安全で高度な治療を受けやすい環境が整います。
  2. 効率化の推進: 国は「短時間で安全に終わる手術」を推奨しているため、日帰り手術を専門に行う施設の体制がより評価される仕組みにシフトしています。

「いつ手術を受けるのがベスト?」判断の目安

制度の変更を踏まえると、費用の面で「おトク」なタイミングは以下のようになります。

① 費用を抑えたいなら「2026年7月末まで」

高額療養費制度の限度額が上がる前の7月までに手術を完了させるのが、多くの方にとって最も窓口負担を抑えられるタイミングになります。特に両目を別々の月に手術する場合などは、この期限を意識すると差が大きくなります。

② 新しい技術を期待するなら「2026年6月以降」

診療報酬改定によって、最新の眼内レンズや新しい手術手法が保険適用されたり、評価が上がったりすることがあります。「最新の治療を、適切な保険評価で受けたい」という方は、6月の改定内容を確認してから決めるのが良いでしょう。

費用よりも「目の健康」が第一です

ここまで費用の話をしましたが、眼科医として最もお伝えしたいのは「手術を先延ばしにするリスク」です。

  1. 白内障: 進行しすぎて水晶体が硬くなると、手術の難易度が上がり合併症のリスクも増えます。
  2. 緑内障: 失われた視野は戻りません。手術は「今の視野を守る」ためのものです。

数千円の差を気にして手術を半年遅らせた結果、視力が大きく低下してしまっては本末転倒です。

あなたの最適なプランを一緒に立てましょう

医療費の仕組みは非常に複雑ですが、大切なのは「納得して、安心して手術に臨むこと」です。

当院では、患者さんの保険証の種類や所得区分を伺った上で、窓口負担がいくらになるかのシミュレーションを事前に行っております。

「私の場合はいくらくらい?」「今受けると損をしない?」 どんな小さなお悩みでも構いません。検査の際にお気軽にスタッフへお尋ねください。

最適なタイミングで、最高の視界を取り戻しましょう。

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