2026年10月19

「ICL手術を受けてみたいけど、自分の年齢でも大丈夫なのだろうか」と気になっている方は多いのではないでしょうか。特に「何歳まで受けられるのか」「若すぎると受けられないのか」という疑問は、ICLを検討し始めた方がまず最初にぶつかる壁です。
結論からお伝えすると、ICL手術には一般的に年齢の下限(目安として21歳前後〜)と上限(目安として45〜50歳前後)があるとされており、特に低年齢での受術には近視の安定度という観点から慎重な判断が必要です。ただし年齢はあくまで目安であり、実際には眼の状態・近視の進行具合・角膜の形状など複数の要素を総合的に評価した上で適応が判断されます(個人差があります)。
この記事では、ICL手術の年齢に関する疑問を医療的な観点からわかりやすく整理しました。年齢の上限・下限の考え方から、低年齢での注意点、何歳から検討できるかの目安まで、一つひとつ丁寧に解説します。
- ✅ ICL手術が受けられる年齢の上限・下限の目安
- ✅ 低年齢(10代・20代前半)でICLを受ける際の注意点
- ✅ 年齢以外のICL適応条件と、受術前に確認すべきポイント
- ◦ 目次
- ▸ ICL手術とは?近視矯正の仕組みをおさらい
- ◦ 眼内コンタクトレンズを使った屈折矯正手術
- ◦ どんな人が対象になる?
- ◦ なぜ年齢が重要なのか?
- ▸ ICL手術の年齢制限——上限・下限の考え方
- ◦ 年齢の「下限」——何歳から受けられる?
- ◦ 年齢の「上限」——何歳まで受けられる?
- ▸ 低年齢でICLを受ける際の注意点
- ◦ 10代・20代前半での相談で多い誤解
- ◦ 低年齢で受術を検討する前に確認すべき3つのポイント
- ◦ 「低年齢だから受けられない」ではなく「近視が安定してから」が正しい考え方
- ▸ 年齢以外のICL適応条件
- ◦ ICL手術の適応を左右する主な検査項目
- ◦ ICL手術は「自由診療」——費用と保険の関係
- ◦ ICL手術後に気をつけたいこと
- ▸ めめ眼科船橋のICL対応について
- ▸ よくあるご質問(FAQ)
- ◦ 📋 この記事のまとめ
- ◦ ICL手術のことが気になったら、まずはご相談を
ICL手術とは?近視矯正の仕組みをおさらい
眼内コンタクトレンズを使った屈折矯正手術
ICL(Implantable Collamer Lens)とは、眼の中——具体的には虹彩と水晶体の間——に小さな特殊レンズを挿入することで近視・乱視を矯正する手術です。「眼内コンタクトレンズ」とも呼ばれます。
レーシックのように角膜を削る必要がなく、角膜の形を変えないことが大きな特徴です。また、原則として術後でも必要があればレンズを取り出すことができる可逆性も、患者さんに安心感を与えるポイントのひとつとされています(個人差・術後経過によります)。
どんな人が対象になる?
ICLは主に近視・乱視の矯正を目的として用いられます。強度近視の方でも適応できる場合があるとされており、「コンタクトレンズやメガネ以外の選択肢を探している」という方に注目されています。ただし、眼の状態によっては適応外となることもあるため、必ず術前の詳細な検査と専門医による診断が必要です。
なぜ年齢が重要なのか?
ICL手術の適応を考えるとき、年齢は非常に重要な判断材料のひとつです。眼は成長とともに変化し、特に若い時期は近視が進行しやすい状態にあります。また加齢とともに水晶体が変化し、老視(老眼)の影響も出てきます。こうした眼の変化が、手術を受けるタイミングに深く関わってくるのです。
ICL手術の年齢制限——上限・下限の考え方
年齢の「下限」——何歳から受けられる?
ICL手術は一般的に、近視の進行が落ち着いた段階(目安として21歳前後〜)から適応が検討される場合が多いとされています。これは医学的に「近視の安定」が確認されることが、手術の前提条件として重視されるためです。
厳密な年齢の下限はICLの製品承認条件や各施設の方針によって異なりますが、多くの施設では21歳以上を目安としており、それ以下の年齢では近視の進行状況を慎重に確認した上で判断されます。10代のうちは近視が毎年変化しやすい時期であり、手術を急ぐより「近視が安定してから受ける」ほうが望ましいケースが多いとされています(個人差があります)。
年齢の「上限」——何歳まで受けられる?
上限については、明確に「○歳まで」と一律に決まっているわけではありません。ただし、目安として45〜50歳前後を超えると、老視(老眼)の進行が治療結果に影響する可能性が出てきます。ICLはあくまで近視・乱視の矯正を目的としており、老視そのものを改善するものではないため、「術後にある程度の手元の見えにくさが残る」という点について、術前に十分な説明と確認が必要です。
また年齢が上がるにつれ、白内障の進行や眼圧・眼の前房深度などの状態が変わってくるため、高齢になるほど術前検査での詳細な評価が求められます。「まだ受けられるか」という点については、年齢だけで判断せず、眼科専門医による検査を受けることが重要です。
一般的な目安として21歳前後〜とされるケースが多いですが、年齢より「直近1〜2年で近視の度数が変化していないか」が重視されます。年齢が満たされていても近視が進行中の場合は、手術が勧められないことがあります(個人差があります)。
目安として45〜50歳前後を超えると老視の進行が術後の満足度に関わる場合があります。またICLを挿入したまま白内障が進んだ場合は、白内障手術の際にICLを取り出す必要が生じることも。年齢が高くなるほど術前の丁寧な説明と検討が大切です。
年齢は重要な参考情報ですが、それだけで「受けられる・受けられない」が決まるわけではありません。角膜の厚さ、前房深度、近視の度数、眼圧など複数の検査結果をもとに、眼科専門医が総合的に適応を判断します。

低年齢でICLを受ける際の注意点
10代・20代前半での相談で多い誤解
「若いうちに受けた方がよいのでは?」と考える方も少なくありませんが、これはよくある誤解のひとつです。ICLは眼の中にレンズを挿入するという手術であるため、眼が成長・変化し続けている段階での施術は、手術後に再度度数がずれてしまうリスクが生じる場合があります。
特に10代は一般的に近視が進みやすい時期であり、今年と来年で眼の状態が大きく変わる可能性があります。この時期に手術を受けても、その後近視がさらに進行すれば「また見えにくくなった」という状況になりかねません。焦らず、近視が落ち着いてから正式な検討を始めることが、長期的な満足度の観点からも大切とされています(個人差があります)。
低年齢で受術を検討する前に確認すべき3つのポイント
✅ 手術を前向きに検討できるケース
- 直近2年間で近視の度数変化がない
- 21歳以上である(目安)
- コンタクトレンズやメガネに強い不便・不快を感じている
- 術前検査で前房深度・角膜状態に問題がない
- 手術のリスクや術後ケアについて十分理解している
⚠️ 慎重に判断が必要なケース
- 近視が年々進んでいる(進行中)
- 20歳未満または21歳未満
- 眼圧が高め・前房が浅い
- 術後のケアや定期通院が難しい環境
- 手術内容・リスクへの理解が十分でない
「低年齢だから受けられない」ではなく「近視が安定してから」が正しい考え方
重要なのは、「若いから受けられない」ではなく「近視が安定してから受けるのが望ましい」という考え方です。21歳でも近視が進行中であれば慎重な判断が必要ですし、逆に近視が早期に安定した方であれば、専門医の判断のもとで検討が可能な場合もあります。
自分の近視が「安定しているかどうか」は、自己判断ではなく眼科専門医の診察・検査を通じて確認することが欠かせません。まずは専門医に相談し、今の眼の状態を正確に把握することが、ICL手術への第一歩です。
⚠️ ご注意ください
ICL手術は眼の中にレンズを挿入する医療行為です。年齢・近視の安定度・眼の構造など複数の観点からの総合的な評価が必要であり、自己判断での受術は適切ではありません。必ず眼科専門医による術前検査・診察を受け、十分な説明を受けた上でご判断ください。
年齢以外のICL適応条件
ICL手術の適応を左右する主な検査項目
ICLの適応は年齢だけで決まるものではありません。実際には以下のような検査・評価が術前に行われ、それらを総合的に判断した上で適応の可否が決まります。
| 確認項目 | ポイント |
|---|---|
| 前房深度 | レンズを挿入するスペース(前房)が十分あるかを確認。浅すぎる場合は適応外になる場合があります。 |
| 角膜内皮細胞数 | 角膜の内側の細胞数が一定以上あることが求められます。細胞数が少ない場合は適応が見送られることがあります。 |
| 近視・乱視の度数 | ICLで対応できる度数の範囲内であることが必要です。度数が強すぎる・弱すぎる場合は適応外になることがあります。 |
| 眼圧 | 術前から眼圧が高い場合(緑内障の疑い等)は適応の可否に影響する場合があります。 |
| 全身・眼の既往歴 | 糖尿病・膠原病など全身疾患や、眼底疾患・ぶどう膜炎などの眼疾患の有無が確認されます。 |
ICL手術は「自由診療」——費用と保険の関係
ICL手術は現在、健康保険が適用されない自由診療の扱いとなります。そのため費用は全額自己負担となり、施設ごとに異なります。めめ眼科船橋でのICL手術の費用については、診察・検査の内容に応じてご案内しておりますので、まずはご相談ください(詳しくはお問い合わせください)。
ICL手術後に気をつけたいこと
ICL手術を受けた後は、定期的な眼科通院が必要です。術後の経過観察を通じて、レンズの位置・眼圧・角膜内皮細胞数などを継続的に確認することが大切です。また術後すぐの激しい運動・目のこすり・プールなどは一定期間制限される場合があります(指示内容は施設・個人の状態により異なります)。

めめ眼科船橋のICL対応について
- 🔬 屈折矯正手術認定医・眼科専門医の院長による術前相談・適応判断
- 🏥 大学病院水準の高度眼科医療を地域で提供することをコンセプトに診療
- 🚗 提携駐車場120台分(無料)+無料送迎バスで千葉県船橋市三山エリアから通院しやすい環境
- 📱 LINE・WEB予約で待ち時間を軽減。リアルタイムで順番確認ができ、院内の密を防ぐ
- 💳 キャッシュレス決済・自動釣銭機対応でお会計もスムーズ
よくあるご質問(FAQ)
📋 この記事のまとめ
- ✅ ICL手術の年齢の下限は目安として21歳前後〜。ただし「近視が安定しているか」がより重要な判断基準です。
- ✅ 年齢の上限は一律ではないが、45〜50歳前後を超えると老視の影響が術後の見え方に関わる可能性があります(個人差があります)。
- ✅ 低年齢(10代・20代前半)での受術は近視進行リスクの観点から慎重な判断が必要。「若いうちに受けた方がよい」は誤解です。
- ✅ 年齢以外にも、前房深度・角膜内皮細胞数・眼圧・近視度数など複数の条件を総合的に評価して適応が判断されます。
- ✅ ICL手術は自由診療(保険適用外)。費用・適応については必ず眼科専門医への相談・術前検査を通じて確認しましょう。
めめ眼科船橋
ICL手術の年齢制限や適応条件について気になる方は、まずは診察にお越しください。
目の状態を検査したうえで、手術が適しているかどうかをご説明いたします。
診療時間:月〜金 9:00-12:00 / 14:30-18:00 土 9:00-14:00|休診:日曜・祝日



👨⚕️ 院長コメント|安田向壱(めめ眼科船橋 院長・眼科専門医・屈折矯正手術認定医)
「ICL手術を受けたい」とご相談いただく患者さんの中には、「自分の年齢でも受けられますか?」と不安を抱えて来院される方が多くいらっしゃいます。年齢はひとつの重要な目安ですが、それ以上に大切なのは「近視が安定しているか」「眼の構造がレンズ挿入に適しているか」という点です。船橋市三山で生まれ育った私として、地域の皆様に「見える喜び」を感じていただけるよう、丁寧な術前検査と説明を通じて、お一人おひとりに適した判断をご提案できればと思っています。まずはお気軽にご相談ください。